
今日もきれいな雲一つない青空です。
こんな日はレンを思い出します。
レンが天国へと旅だった日もこんな雲一つない青空でした。
ウチにはレンというミニチュアダックスの女の子がいました。
レンは近くのホームセンターのペットショップから2ヶ月の
ときウチにやってきました。
標準よりかなり小さめの子でした。
えさをあんまり食べないので缶詰を混ぜて食べさせると
完食しました。
その後数時間で土のこの様になり慌てて病院に電話しましたが
先生不在だったので福岡市にある夜間救急に連れて行きました。
レントゲンの結果肺炎と消化不良が見つかり緊急手当を
していただきました。
血液検査の結果アンモニア値が非常に高いこと、それと
普通のえさを消化できていないことから門脈シャントの
疑いが強いということ。
門脈シャント…ユウが初めて痙攣を起こしたときに
疑われた病名です。
この病気は先天的なものでつまり長くは生きられない
と言うことを意味しています。
ユウは結局この病気ではなかったのですが、
後日かかりつけの病院で検査した結果レンは門脈シャント
でした。
手術で少し長く生きることができる事が時々ありますが
それは手術可能な子という限定付きです。
800グラムしかないレンには無理な話でした。
先生からのお話だと長くて2年…。
私たちはとにかくレンをなるべく普通の子と同じように
してあげたいと先生にお願いしました。
もともと甘えんぼで人にもすごくよくなれたわんこだったので
元気なときはとても活発でしたが、すぐに肺炎を起こしたり
貧血を起こしたりの繰り返しでほぼ毎日のように病院に
通いました。
その甲斐あって無事2歳の誕生日を迎えてほっとした矢先
合併症の心臓発作であっという間に天国へと旅だって行きました。
最後に顔をあげたとき
「ママ、レンはもうだめ。先に虹のたもとで待ってるわ。」
と言っているようでした。
その後パパとお兄ちゃんが病院に着いたのを確認するかのように
息を引き取りました。
享年2歳と1ヶ月…。
それから初七日までママはゴハンを食べることができませんでした。
病院の会計を済ませてやっと一息ついたときに
今度は元気なワンちゃんを育てたいと思いつきました。
今家庭で飼われているワンちゃんの多くがペットショップ出身の
ワンちゃんだと思います。
でも本当にそれで良いのでしょうか?
ウチの場合たまたまなのかもしれませんがユウもレンもペットショップ
出身で先天性の病気がありました。
それをペットショップの社長さんに言うと「見舞金1万円お渡しいます」
とか「2年生きれば十分でしょう」とか信じられない様な対応でした。
ペットショップではワンちゃんを商品としてみているとしか思えません。
ちなみにユウとレンは違う県の違うペットショップです。
しかし対応は全く一緒でした。
すべてのペットショップがそうだとは言いません。
しかし私たちが購入したショップは2軒ともそうでした。
電化製品やなんかじゃない、生き物を販売しているのですから
もう少し真摯な態度で臨んで欲しいと願うばかりです。
ちなみに今私たちはレネットを家族に迎えて本当によかったと感じています。
FFさんに出会えたことまた親戚さんやお友達に出会えたことは本当に幸せです。
今日はユウレネのことではありませんでしたが皆さんにレンの存在を
知っていただきいろいろ考えていただきたいと思いここに記しました。
ちなみにレンはいま私の目の前の棚にいます。
パソコン打ったりご飯食べるときに一番よく見える場所です。
寂しがり屋の甘えんぼさんだったので…。
そして何よりママが大好きだったので…。